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家のメンテナンス時期はいつ?設備別でわかりやすく解説!

2022.07.04

家のメンテナンス時期と一言で言っても、屋根なのか外壁なのか、水回りなのか給湯器なのかなどの場所によってメンテナンス時期が大きくことなります。
そのため、設備ごとのメンテナンス時期を把握しておくことが重要です。今回は、各設備の家のメンテナンス時期について解説していきます。

家の各設備別!メンテナンス時期とは


家のメンテナンス時期は各設備によって異なるので、設備ごとに必要なメンテナンス時期を把握しておくことが大切です。

最適な時期にメンテナンスを行うことで、大きな工事を避けることができるので、トータルでかかる費用を抑えることができます。

ここからは、各設備の家のリフォーム時期について解説していきます。

1.キッチンやトイレなど水回り設備


キッチンやトイレ、水回りなどの各設備には耐用年数が定められているので、この耐用年数を超えないようにメンテナンス時期を考える必要があります。

キッチンのメンテナンス内容メンテナンス時期
キャビネットの蝶番・建て付け調整約5年
水栓金具の交換約10年
レンジフードの点検・交換約10年
コンロの点検・交換約10年
食洗機の点検・交換約10年
キッチン全体の取り替え約20年



キッチン本体の耐用年数は10〜20年程度と言われていますが、キッチンの使用頻度やお手入れの状態によって左右されるので、あくまで目安として考えます。

キッチン本体が故障する前に、ガスコンロやレンジフードなどが故障してくるケースが多いので、キッチンのなかでもメンテナンス時期が短い設備を優先してメンテナンスを行うようにしましょう。

浴室のメンテナンス内容メンテナンス時期
目地シーリング打ち替え約10年
水栓金具の交換約10年
照明機器・換気乾燥機の点検・交換約10年
浴室ドアの点検・交換約10年
浴室全体の交換約20年



近年主流となっているユニットバス(システムバス)の場合、さまざまな部品で浴室が構成されているので、各部品で耐用年数が異なります。
近年主流となっているユニットバス(システムバス)の場合、さまざまな部品で浴室が構成されているので、各部品で耐用年数が異なります。
特に浴室のコーキング材やドアのサッシやパッキン類は最も早くメンテナンス時期を迎えるので、定期的にメンテナンスを行っておくようにしましょう。

トイレのメンテナンス内容メンテナンス時期
温水洗浄便座の点検・交換約5〜10年
便座・タンクの点検・交換約15〜20年


一見するとメンテナンスの必要がないように思われるトイレですが、トイレのタンク内で使用されている部品では約10年、配管やパッキンなどは約20年に1回のメンテナンスが必要です。
一見するとメンテナンスの必要がないように思われるトイレですが、トイレのタンク内で使用されている部品では約10年、配管やパッキンなどは約20年に1回のメンテナンスが必要です。

洗面化粧台のメンテナンス内容メンテナンス時期
洗面化粧台の点検・交換約15〜20年


洗面化粧台の場合は、こまめに手入れをしていれば長く使用することができますが、約10〜15年程度で配水管などが寿命を迎えるため、洗面化粧台そのものは約15〜20年でメンテナンスを行うことをおすすめします。


2.給湯器


給湯器は約10〜15年が耐用年数と言われているので、築10年目にはメンテナンス時期を迎えます。

まだ故障していなくても、給湯器が壊れて動かなくなると生活が非常に不便になってしまうので、壊れる前にメンテナンスとして点検・交換を行うようにしましょう。

3.フローリングや壁紙・建具など内装


フローリングや壁紙は耐用年数が定められていないので、汚れや傷が目立つようになったらメンテナンスを検討することをおすすめします。

こまめにフローリングや壁紙を手入れしておくことで、メンテナンス時期を延ばすことが可能です。

4.屋根・外壁


屋根と外壁は使用している屋根材や塗料によってメンテナンス時期が異なりますが、おおむね10年に1度は点検を行い、塗装工事を行った方がいいでしょう。

屋根塗装の場合は、新築時から初めて塗装工事をする際、塗料ではなく以下の屋根材ごとに定められた耐用年数からメンテナンス時期を考えます。

屋根材耐用年数メンテナンス時期
アスファルトシングル20〜30年20〜30年
トタン屋根10〜20年10〜15年
ガルバリウム鋼板20〜30年20〜30年
セメント系瓦30〜40年10〜15年



新築の場合は上記の表にあるように20年程度は屋根塗装の必要はありませんが、台風や強風・大雨などの自然災害のあとは、屋根に異常がないか点検することをおすすめします。

外壁と屋根のメンテナンスは、同時に行うことで足場設置費用を1回分で済ませることができるのでお得です。

5.構造体


住宅を支える土台や柱、梁(はり)などは、壁の中に隠れているので直接確認することができませんが、特に木造住宅の場合はシロアリ被害に遭うリスクが高いので定期的なメンテナンスが必要です。
防蟻処理は新築を建ててから約5〜10年ごとに行うことで、シロアリ被害を防ぐことができます。また築20年目を超えると床がへこんだり、床鳴りを感じることが頻繁に起こる場合があります。この場合は家全体のメンテナンスを検討した方が良いでしょう。

まとめ

家のメンテナンス時期は、設備や外壁・屋根・構造など設備によってことなります。
必要な時に必要なメンテナンスが行えるように、何も異常が起きていないうちからメンテナンス費用を少しずつ無理のない範囲で貯蓄していくことをおすすめします。

定期的にメンテナンスを行うことで、大規模な工事を避けることができるので、トータルでかかる工事費用を安くすることができます。
そのため定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。

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