スマートフォンの充電やデスクワーク、家電製品の使用などで欠かせない〝コンセント〟は、キッチンや浴室などと同じくらい生活に直結する大変重要な設備です。
小さな設備なので、あまり考えずに新築を建ててしまい後悔することも…
そこで今回は、新築を建てるなら意識したいコンセントの高さ・数・配置の目安を紹介していきます!
新築を建てるならコンセントの数や高さにもこだわろう!
コンセントの高さ、数、配置が合っていない家は、意外にも大変不便です…。
そのため新築を建てるなら、ぜひコンセントにもこだわって設計してみてください!
そこでここからは、新築を建てるときにこだわりたいコンセントの高さ、数、配置について紹介していきます。
新築でありがちなコンセントの失敗
新築を建ててから「失敗した…!」と感じるものの代表が〝コンセント〟です。
コンセントは生活に欠かせない設備のひとつで、意外にも新築を建てるときに盲点となってしまう設備のひとつでもあります。
例えば、こんな失敗を感じることがあります。
- コンセントの数が足らない
- ほしい場所にコンセントを設置できなかった…
- コンセントを多く設置しすぎた
- コンセントの位置が低くてつかいづらい… など
せっかく新築を建てるのですから、このような失敗を防ぐためにもぜひコンセントの数や高さにもこだわってみましょう!
使いやすいコンセントとは?
使いやすいコンセントの高さは、以下の一般的な住宅の標準的な例が参考になります。
- 通常使い…約25cm
- 掃除機用…約30〜40cm
- 勉強机・書斎用…約70〜90cm
- 洗濯機用…105〜110cm
- エアコン用…180〜200cm
コンセントの高さは床からコンセントの中心位置までの高さです。
新築に取り入れる設備に応じて、コンセントの高さを調整しながら各居室に配置するようにしましょう。
必要となるコンセントの数は、その部屋にどれだけ人が集まり、どれだけコンセントを利用するのかしっかりイメージすることが大切です。
- 居室4.5〜6畳の場合…約3個
- 居室6〜8畳の場合…約4個
- 居室8〜10畳の場合…約5個
- キッチン…約6個
- ダイニング…約4個
- 洗面所・廊下・トイレなど…約1〜2個程度
また、コンセントの位置を決めるときは「掃除機が使えるか」を基準に考えるとわかりやすくなります。
掃除機は家の中全体で使うので、コンセントがなければ大変不便です。
そのため新築を建てるときは、コンセントの高さや数・位置をしっかりとイメージして設計するようにしましょう。
まとめ
コンセントの高さ、数、配置が合っていない家は、実は大変不便です。
そのため「掃除機が使えるか」を基準に、コンセントが使いやすい高さや数をしっかりとイメージしながら計画していきましょう。
特にコンセントの数は家族構成によっても変動するので、工務店と相談しながら計画を進めていくといいでしょう。