お金も貯まってきて家族も増えた、このような場合に考えるのはマイホームの購入なのではないでしょうか。
一生懸命貯めてきたお金で家族全員が喜ぶようなマイホームを建てるためにも、まずは家が完成するまでの流れを確認しておきましょう。
今回は、家づくりの全体の流れと施工の流れを解説します。
□家が完成するまでの全体の流れ
まずは、家が完成するまでの全体の流れを解説します。
1. 施工会社に問い合わせる
ホームページや広告から施工会社を選び、実際に問い合わることから始まります。
2. 相談・打ち合わせ
施工会社が決定したら、打ち合わせに進みます。
今の家で困っていることや希望することに優先順位をつけておくと、打ち合わせがスムーズに進むでしょう。
3. 見積り作成
要望を全て伝えたら、会社側がプランと詳細見積もりを提示します。
プランと見積もりに疑問や要望があれば、この時点で伝えておきましょう。
4. 契約
プランと見積もりに問題がなければ、契約に進みます。
契約書の内容は、すみずみまで確認し、契約書はきちんと保管しておきましょう。
5. 着工
近隣の方への挨拶をして、着工します。
6. 施工
設計図や工程表をもとに工事を進めていきます。
中間検査で立ち会うこともあります。
7. 仕上げ工事・設備の確認・完了検査
外装や内装のデザインや素材だけではなく、スイッチやコンセントなどの設備の確認をします。
ここで地方自治体と保険会社の下、完了検査も受けます。
最終検査として立ち合いますが、引渡し後に不備に気づくことがないようにこの時点でしっかりと確認しましょう。
8.引渡し
住宅設備や装備に問題がなければ、家の引渡しで完了です。
□新築工事の施工の流れ
次に新築工事の流れを解説します。
1. 地鎮祭
希望すれば着工前に地鎮祭を行います。
2. 基礎検査・基礎工事
設備配管や基礎配筋などの基礎検査を入念に行います。
その後、コンクリートを打ち、一定期間後にコンクリートの強度を確認します。
3. 上棟
上棟とは、屋根の上部に棟木を取り付けて家の骨組みを作っていくことです。
柱や梁、屋根を一気に1~2日以内で組み上げていきます。
4. 中間検査
内部構造や屋根・外壁の防水を確認します。
会社の検査ではなく、第三者の検査会社によって正確に検査されます。
5. 外部工事
屋根や外壁の工事を進めます。
6. 内部造作・手直し工事
内部造作が完了した後は、内装と外装の仕上げ工事、設備確認をします。
7.最終検査
最終検査にはお客様も立ち合います。
□まとめ
今回は、家が完成するまでの流れを解説しました。
問い合わせや打ち合わせ時だけではなく、契約前や工事を開始してからも施工会社とのコミュニケーションが重要です。
理想のマイホームを建てるためにも、担当者とのコミュニケーションを密にして家づくりを進めましょう。