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仏間と床の間の違いとは?仏間を作るときのポイントも解説!

2023.05.24

仏様やご先祖様を祀る仏壇は、畳がある仏間に置かれることがあります。
今、「仏間」と聞いて「床の間」が思い浮かんだ方もいらっしゃるかもしれません。
仏間と床の間は違いがあるのですが、実は意外な共通点もあります。
今回は、仏間と床の間の違いについて、仏間を作るときのポイントとともに解説します。

□仏間と床の間の違いとは?

仏間とよく間違えられるのが床の間です。
仏間は仏壇を置く部屋全体を指すのに対し、床の間とは和室にある床が一段高くなったスペースを言います。
仏間は仏様やご先祖様と向き合う空間であり、床の間は客室の一部というイメージです。

床の間には掛け軸や花瓶を飾るイメージが強いですが、仏壇を置いても良いとされています。
床の間は客間において上座であるので、仏様やご先祖様の崇拝に適しているからです。
また、床の間は風通しと日当たりが確保されていることから仏壇の変形や色落ちを抑え、高さが確保されていることから仏壇のサイズを制限しないというメリットもあります。

仏間と床の間は表すスペースこそ異なりますが、どちらも仏壇を設置するには適切な場所なのです。

□仏間を作るときのポイント

*仏壇の大きさ

仏壇の大きさにおすすめはありませんので、予算や宗派などを考慮して選んでいただけます。
しかし、仏間を作る前に仏壇を決めておくことをおすすめします。
部屋の大きさや仏壇の置き場所を決めてしまうと、サイズが合わずに入らないというケースも考えられるからです。

仏壇の大きさに合った仏間を設計する、または仏間に合った仏壇を購入する、どちらかの手段で失敗しないようにしましょう。


*仏間の間取り

和室でも洋室でも仏間にすることは可能ですが、どのような間取りにするかは事前に決めておきましょう。
家族以外の方もお参りすることも踏まえて、移動経路や広さを考えて決めることが大切です。


*仏間の向き

仏間の向きについては宗派や風水によって異なりますが、厳しいルールは存在しません。
仏間の間取りと同じように、移動経路や他の間取りを考えても良いですね。

ただし、仏壇の重さには注意しましょう。
同じ場所に置き続けても耐えられる床材を選んだり、畳の上に置く場合は保護シートを敷いたりするなど対策することをおすすめします。


□まとめ

仏間は仏壇を置く部屋全体を、床の間は和室の床が一段高くなった部分を表します。
仏間を作るときは仏壇の大きさや仏間の間取り、向きに注意する必要がある一方で、客間のイメージが強い床の間も仏壇を置くのに適したスペースであるとされています。
客間に仏壇を置くか、仏間を作るかを決める際は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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