マイホームを建てるとなったとき、土地探しから始まります。
早く土地を決めてすぐにマイホームの打ち合わせに移りたいところですが、その土地の状況が家づくりにも影響するので、土地を大雑把に決めてしまうと希望が叶わないことも。
そこで今回は、土地探しで失敗しないために、土地探しの決め手となるポイントについて解説します。
□土地探しの決め手は自分で決める
土地探しの決め手自体はある程度みなさん同じですが、その決め手の基準はそれぞれで異なります。
土地探しの決め手となる基準を2段階に分けて決めていきましょう。
1.エリアと予算
エリアと予算の範囲を決めなければ、土地探しは始まりません。
エリア内の土地価格の相場を調べ、エリアの拡大や予算削減など2つのバランスを調整しましょう。
2.土地の条件の優先順位
エリアと予算を決めたら、土地に求める条件を決めていきます。
「家を建てる目的」から「その家や土地で叶えたい条件」を書き出し、その中でも何を一番重要視するのか、優先順位を決めていきます。
□土地探し時の3つのポイント
エリア、予算、優先順位から土地を絞ったら、実際にその土地に足を運び、具体的にその土地が本当に良いのかを3つの側面から確認していきます。
1. 立地環境
立地環境は、土地の条件の優先順位を決めた際に意識したポイントでもあります。
しかし、実際に赴かないとわからない点もあるので、しっかりと確認しましょう。
交通機関、教育機関、商業施設へのアクセスや評判、近隣住民の年齢層など日常に関わることに加え、万が一の場合に備えて災害マップで近くの避難所も確認しておくと安心ですね。
2. 土地の状態
土地の状態の確認は、不動産ならではの知識が必要になりますが、不動産会社に任せっぱなしにするのではなく、必ずご自身の目でも確認しましょう。
中には、トラブルに発展しやすい土地の境界線が曖昧である場合や、建築基準法に関わる建ぺい率や容積率が制限されて理想のお家が建てられない場合もあります。
難しい知識ばかりですが、納得のいくお家にするためにも土地探しの段階から確認を怠らないようにしましょう。
3. 付帯工事の有無
付帯工事とは、配管工事、地盤改良工事などお家を建てる上で必要になりうる工事のことです。
土地の場所や地盤の状況によっては、工事費用が高くなる場合もあります。
工事の有無から必要になる費用まで、最初に確認しておきましょう。
□まとめ
エリアと予算、条件の優先順位を事前に決めておくことで、土地探しはスムーズかつ、確実に進みます。
ある程度土地が絞られたら、実際に土地に足を運び土地の状況や周辺環境を確認して、土地を決めていきましょう。
土地探しが成功すると、理想のマイホームへ一歩近づけますね。